血糖値には落とし穴も
糖尿病とは
糖尿病=ホルモンの一種であるインスリンが十分に働かない。
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血液中にブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう。
(※インスリンは膵臓から出るもので、血糖を一定の範囲内におさめる働きがあります。)
糖尿病は、かなり血糖値が高い状態にならないと症状が現れない = 糖尿病になっていることに気がついていない方も多い。
糖尿病が進行すると起こる症状
● 多飲、多尿 ● 喉が渇く ● 嘔吐、悪心 ● めまい、疲れやすい ● 体重が減る ● 意識障害
糖尿病の診断は一筋縄ではいきません。糖尿病の診断には、血糖値とHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー※)を測定します。
※HbA1c:赤血球の中に含まれるヘモグロビン量を示す指標。ヘモグロビンは血液中のブドウ糖と結合するので、血糖が高いと体内のすべてのタンパクや脂肪と結合。
体内で最も多いタンパクであるコラーゲンが高血糖で変質
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シワが寄ったり、骨がもろくなったりする。
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赤血球に糖が結合する
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赤血球が変形する。(HbA1c は変形した赤血球の比率を示す。)
空腹時血糖値は125㎎/㎗以上で糖尿病の可能性が高く、100 ㎎/㎗から12 ㎎/㎗が予備軍、99 ㎎/㎗以下なら正常。
HbA1c は6.5% 以上で糖尿病の可能性が高く、6.0%から6.4%が予備軍、5.9%以下なら正常
インスリンスパイク(血糖値スパイク)
食後に限って血糖値が急上昇、急降下。眠気やだるさ、頭痛などの症状があり、血糖値の乱高下や血管にダメージを与え、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などによる突然死のリスクが高くなります。
インスリンスパイクが起きる。
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インスリンが細胞膜のインスリン受容体に結合。
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細胞膜のドアが開き、ぶどう糖や酸化物が細胞内に激流となって取り込まれ、脂肪となって蓄積。
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さらに細胞そのものが酸化する。
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低血糖になる。
インスリンスパイクを起こしやすい人の特徴
炭水化物中心の食事/食べるのが早い/運動不足/血縁者に糖尿病の人がいる/など
インスリンスパイクを起こしやすいかどうか、自分の血糖値がどのように変動しているかを知る。
医療機関での検査や機器を使った測定
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適切な医療や指導で、ゆるやかな血糖値の変動を目指す。
自分の血糖値、そして血糖値の変動を知ることが重要!
患者様専用
TEL.024-953-5158

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