睡眠時無呼吸症候群を疑う
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている際に呼吸が止まってしまう病気です。呼吸が止まると血中の酸素濃度が低下し、目が覚めて再び呼吸をし始めるのですが、眠り出すと再び呼吸が止まってしまう、これを一晩中繰り返すため、睡眠がとれず、日中に眠くなったり、酸素濃度を補うために心臓の動きが強まり高血圧に繋がったりします。酸素濃度の低下は動脈硬化にも繋がり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高まります。さらに睡眠不足のストレスも血糖値やコレステロール値などに影響し、生活習慣病やメタボリックシンドロームを引き起こします。
こんな症状に要注意
- ●毎晩大きないびきをかく
- ●苦しくて目が覚めることがある
- ●「睡眠中に呼吸が止まっていた」と指摘されたことがある
- ●昼間眠くなることがある
- ●朝起きたときに、疲れが残っている感じや頭痛がある
- ●若いころより体重が増えた
- ●メタボリックシンドロームの傾向がある
上記のような症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群の検査と治療
当クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群が疑われる際の検査としては、自宅で行える簡易検査があります。
(簡易検査では、指先や鼻に装置を装着し、呼吸状態や血中酸素をチェックします。)
睡眠時無呼吸症候群の治療としては、基本的には減量や生活習慣の改善が大切です。また、鼻からマスクで空気を送り込むことで気道の閉塞を解消する「CPAP治療」や手術などもあります。
睡眠の状態も、
大切な体のバロメーター!
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